【ラッキーバンク】返済遅延が発生

2月に行政処分勧告を受け、その後事業者からの説明を待っていたラッキーバンクですが、本日(5月4日)の夜に第xxx号ローンファンドにかかる貸付の返済遅延のお知らせといったタイトルのメールが複数届きました。利息の返済遅延が発生しているそうです。

私が投資しているファンドの範囲内で以下にまとめてみました。

5/5追記:誤字脱字等の修正を行いました。
5/13追記:運用状況に延滞のステータスが反映されましたので、そのスクリーンショットを追加しました。

 

現在私がラッキーバンクに投資している案件の状況

まず、私が投資して現在運用中になっている5月4日時点でのファンドは以下の6つです(末尾の金額は投資額)。

1.【2/10募集】第426号ローンファンド 大阪府大阪市中央区×東京都中央区 ¥360,000
2.【8/30募集】第328号 ローンファンド 東京都港区×東京都中央区  ¥400,000
3.【8/19募集】第321号ローンファンド 東京都千代田区×東京都中央区 ¥300,000
4.【8/19募集】第322号ローンファンド 東京都千代田区×東京都中央区 ¥400,000
5.【8/16募集】第318号ローンファンド 東京都小平市×東京都中央区 ¥300,000
6.【8/11募集】第316号ローンファンド 東京都小平市×東京都中央区 ¥300,000

上記の6つのファンドの内、返済遅延のメールが来たものは上記の赤字の案件です。内、5通のメールが届きました。青字になっている大阪府大阪市中央区ローンファンドについては返済遅延のメールは来ていません。規模が見えませんが、上記以外にも他投資家向けに多数の案件で遅延のメールが来ているようです。

※5月13日追記:『運用状況』のページにてファンドのステータスが延滞状態に反映されましたので、以下その画像を貼ります。赤字に三角形のマークが遅延(延滞)を示しています。

この複数の同時遅延ですが、行政処分勧告(※)の際に判明した、ラッキーバンクが大半の貸付先としていた”X社(田中社長の親族が経営)”が関係しているのかもしれません(X社がどの案件に関係しているのか、といった情報は今の所ラッキーバンクは非公開のままとしているため、推測となりますが)。

※参考:行政処分の内容などについては以下の過去記事でまとめています。

【ラッキーバンク】行政処分勧告のその後

 

返済遅延メールの内容

前述の通り、私には5通のメールが届いています(以下はラッキーバンクのメッセージ一覧より)。

その内の一通、『第322号ローンファンドにかかる貸付の返済遅延のお知らせ』メールについて、参考として掲載します。 受信した5通の返済遅延に関するメールの内容を比較すると、以下のメールに書かれている【対象となるプロジェクト】と【現在の状況】の項目説明以外は同じ内容が記載されていました。

さて、ラッキーバンク・インベストメント株式会社(以下「弊社」)は、掲題のファンドについて、当初、ファンドからの貸付の返済期限を平成30年5月1日までとしておりました。しかし、以下の理由により、当該貸付(利息のみ)の返済遅延が発生しておりますのでお知らせいたします。お客様にはご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。

【ファンド名】
【8/19募集】第322号ローンファンド 東京都千代田区×東京都中央区

【対象となるプロジェクト】
東京都千代田区不動産担保ローン
※ 東京都中央区不動産担保ローンは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】
本件担保物件は、借入人が保有している東京都千代田区神田エリアの一棟オフィスビルとなります。現況、空ビルとしての販売活動を行っておりますが、開発会社による見積もりを行い自社での改修工事、またはプラン付での売却を予定しております。また、本件担保物件は、物件の運用にあたりインフラ設備の改修工事が必要となる為、売却価格に改修工事のコストが影響する可能性があり、現状、具体的な売却の目途も立っておりません。

【今後の方針】
本借入人は、本来の返済期限である平成30年5月1日付の利息の支払いを遅滞したため、期限の利益を喪失しました

弊社といたしましては、今後、本借入人に対し、事業の現況等につき情報開示を求め、また、必要に応じ協議等を行った上で本借入人に対する回収方針を決定し、担保物件の任意売却、抵当権の実行としての競売の実施、貸金返還請求訴訟等の手段により、弊社債権の回収の極大化を図って参ります。

なお、サービサーへの債権売却も、最終的な選択肢にはありますが、現時点では、弊社といたしましては、任意売却または担保権の実行による競売によって債権の回収の極大化を図っていく予定です。

引き続き状況に進捗がありました場合には、弊社ウェブサイトを通じ随時告知して参りますので、よろしくお願いいたします。

以 上

利息の支払いが遅延し、期限の利益を喪失(※)したため、次は回収方法をどのようにするか決める段階に入るようです。また、引き続き状況はウェブサイトにて随時報告するとのこと。

※”期限の利益”というのは、ローン契約やリース契約を行なう際に期限が来るまで債務の履行で請求されないという債務者のための権利のことであり、遅延や滞納などによって、その権利を失うことを”期限の利益の喪失”と言います。

今後気になるのは、元本への影響です。

私が受信したメールの文面からは、回収方法としては大きく以下の3つの選択肢があることが読み取れました(メールの言い回しから、まずは任意売却か競売でなんとか回収したい意向であることは書かれていますが)。

  • 担保物件の任意売却
  • 担保権の実行による競売
  • サービサーへの債権売却

回収手段によって元本の回収可能性が変わってくると思いますが、回収額については手段によって大小の違いが出てくる可能性がありそうです。

サービサーへの債権売却』というと、つい最近では2月に”みんなのクレジット”が31億円の債権を1億円で売却(債権譲渡)し、投資家への元本回収率が3%となってしまった、といったことがありました。 返してくれる見込みが少ない不良債権扱いですので、ラッキーバンクの場合もそれほど高くは買い取ってくれないのでは、ということが見込まれます。それ故、メールの方でも”最終的な選択肢”として書かれているのでしょう。

 

各担保物件の状況

担保物件に関する現況や、今後の売却予定に関する内容が【現在の状況】という箇所に書かれています。私が投資している案件の中では、大きく東京都千代田区東京都港区、東京都小平市の3つの案件に分かれますので、3種類の担保の状態が書かれていました。

 

【対象となるプロジェクト】
東京都千代田区不動産担保ローン
※ 東京都中央区不動産担保ローンは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】
本件担保物件は、借入人が保有している東京都千代田区神田エリアの一棟オフィスビルとなります。現況、空ビルとしての販売活動を行っておりますが、開発会社による見積もりを行い自社での改修工事、またはプラン付での売却を予定しております。また、本件担保物件は、物件の運用にあたりインフラ設備の改修工事が必要となる為、売却価格に改修工事のコストが影響する可能性があり、現状、具体的な売却の目途も立っておりません

 

【対象となるプロジェクト】
東京都港区不動産担保ローン
※ 東京都中央区不動産担保ローンは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】
該当の担保物件は、借入人が保有する区分事務所の収益物件となります。港区表参道エリアという立地という特性から美容系の店舗が入居・運営されております。今後の計画としては、内装工事の完了を条件に、新たに入居する運営会社と借入人の間で賃貸借契約を締結しております。本プロジェクトは内装工事完了後に新たな賃料形態となり、収益ベースの向上を図った後、売却を行う予定でしたが、現状、具体的な売却交渉等には至っておりません

 

【対象となるプロジェクト】
東京都小平市不動産担保ローン
※ 東京都中央区不動産担保ローンは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】
本件担保物件は、借入人が保有している東京都小平市の土地となります。本件担保物件は最寄駅から徒歩圏で近隣に小学校や児童館が所在する住環境から、戸建開発用地の需要が高く、開発・造成を行い戸建関連業者へ販売を行う計画の土地となり、現況で開発申請の許可を取得しております。行政より道路用地としての打診があった為、各関係者と調整を行い区割りなどのプランが計画道路を含めた内容に変更となっております。

 

記載された内容を見てみると東京都小平市のファンドは、特段悪いことは書かれてい無いように見えます(ポジティブに解釈するならうまくいけば元本が返ってくるということ?)。一方、東京都千代田区、東京都港区については今後どうなるかがまだ不透明、といった状況のようです。

 

—–現時点で把握できている内容は、ここまでです—–

今後は、随時発信されるであろうラッキーバンクからの報告を待つこととなりますので、報告され次第、内容の確認をしていきます。

 

おわりに

今後の資金回収手段については”サービサーへの債権売却”という手段には落ちてほしくないですね。また、行政処分を受けた際はラッキーバンクからは特に説明らしいものがなかったのですが、今回の返済遅延に関しては、説明が欲しいところです。 ⇒訂正、任意売却を着実に実行して欲しいです。

私はラッキーバンクで206万円投資をしていて、その内の170万円分が返済遅延の対象になっています。今後どう転んでいくのかわかりませんが、損失分がいくらか発生することについてはある程度覚悟はしておかないといけないのかもしれないと考えています(最悪、全損の可能性も有りますが)。

本日、返済遅延のメールを受け取った時には一瞬驚いたのと同時に不安がありました。ただ不安にかられててもしょうがありませんし、落ち着いて状況は見たいと思います。仮に悪い方に転んでも経験知として次に活かせるものを学び得たいと思います。

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2件のコメント

  1. 「⇒訂正、売却を着実に実行して欲しいです。」とありますが
    「任意売却」と記載しないと「競売による売却なのか、サービサーへの
    売却なのか」が分からないと思います。

    1. コメントありがとうございます。
      ご指摘の通り、どちらの売却かわからない表現になっていましたので先ほど修正いたしました。

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